難治性骨折

難治性骨折

難治性骨折とは?

難治性骨折とは?

骨折は通常、数週間から数か月で治癒します。しかし、なかには通常の期間を過ぎても骨がつかないケースがあり、このような状態を「難治性骨折」と呼びます。一般的に、骨折から3か月以上経過しても骨がつかない場合は遷延治癒、6か月以上経過しても治癒しない場合は偽関節と診断されます。

PRP療法は、手足の長管骨(大腿骨、脛骨、上腕骨など)の難治性骨折を中心に適用されています。骨折部位や状態によって適応が異なりますので、詳しくは診察時にご相談ください。

遷延治癒と偽関節の違い

遷延治癒(遷延癒合)

骨折から3か月程度経過しても骨癒合が完了していない状態です。治癒が遅れてはいますが、適切な治療を行えば骨がつく可能性が残っています。この段階で対処することが重要です。

偽関節

骨折から6か月以上経過しても骨がつかず、治癒が止まってしまった状態です。骨折部が異常に動くようになり、そのままでは自然治癒が見込めません。従来は再手術が主な選択肢でしたが、PRP療法で改善が期待できるケースもあります。

こんなお悩みはありませんか?

  • 骨折してから3か月以上経つのに痛みが続く
  • 「骨のつきが悪い」と言われた
  • 偽関節や遷延治癒と診断された
  • 再手術を勧められているが避けたい
  • ギプスを外した後も患部に違和感がある など

難治性骨折の原因

骨折部位の血流不足

骨の修復には、血液から運ばれる栄養や酸素が必要です。血流が乏しい部位では、修復に必要な成分が届きにくく、骨がつきにくくなります。

骨折部の不安定性

固定が不十分で骨折部が動いてしまうと、骨癒合が妨げられます。また、骨折部の隙間が大きすぎる場合も、骨同士が接触せず癒合しにくくなります。

全身的な要因

喫煙は血流を悪化させ、骨の治癒を遅らせます。糖尿病があると組織の修復力が低下し、高齢になると骨を作る細胞の働きが弱くなります。栄養不足やステロイド薬の長期使用も、骨の治癒に影響を与えることがあります。

感染

骨折部に感染が起こると、炎症によって骨の癒合が妨げられます。開放骨折(骨が皮膚を突き破った骨折)や、手術後の感染などが主な原因となります。

再生医療という選択肢

難治性骨折の治療では、従来は骨移植や再固定術といった再手術が主な選択肢でした。しかし、再手術には入院が必要で、身体への負担も大きくなります。そこで、手術に頼らない治療法として注目されているのがPFC-FD™2.0です。

PFC-FD™2.0は、ご自身の血液から採取した成長因子を活用するバイオセラピーで、骨折部に成長因子を直接届けます。注射による治療のため身体への負担が少なく、入院も必要ありません。

PFC-FD™2.0が適するケース

以下のような方に、PFC-FD™2.0 が適しています。ご自身が対象になるかどうかは、診察と画像検査を通じて判断いたします。まずは一度ご相談ください。

保存療法で改善しない

ギプス固定や超音波骨折治療法(LIPUS)を続けても骨がつかない場合、PFC-FD™2.0で骨癒合が進む可能性があります。

再手術を避けたい

一度手術を受けたにもかかわらず骨がつかず、再手術を勧められている方もいらっしゃるでしょう。PFC-FD™2.0によって、再手術を回避できるケースもあります。ただし、骨折部の状態によっては治療の効果が限定的な場合もありますので、診察の上で適応を判断いたします。

手術のリスクが高い

高齢の方や持病がある方など、全身麻酔や手術に伴うリスクが高いケースでも、PRP療法であれば受けていただける場合があります。

身体への負担を抑えたい

難治性骨折の手術(自家骨移植手術)では、自分の骨を別の部位から採取するため、採骨部にも痛みが残ることがあります。PFC-FD™2.0 は注射のみで完結するため、こうした追加の負担がありません。

骨の治癒を促すために

難治性骨折の治療では、骨の治癒を妨げる要因を取り除くことも重要です。生活習慣の改善が、治療効果を高めることにつながります。

禁煙

喫煙は血流を悪化させ、骨の治癒を大幅に遅らせます。難治性骨折の治療中は、禁煙に取り組むことが強く推奨されます。

栄養管理

骨の修復には、カルシウムやビタミンD、タンパク質などの栄養素が必要です。バランスの取れた食事を心がけることで、骨癒合を後押しできます。

持病のコントロール

糖尿病がある方は、血糖値のコントロールが骨の治癒に影響します。主治医と連携しながら、持病の管理を継続することが大切です。

リハビリとの組み合わせ

骨がついた後も、治療は終わりではありません。骨折部を長期間動かさなかったことで、周囲の筋力や関節の可動域が低下していることが多いためです。

当院では、理学療法士によるリハビリプログラムを用意しています。筋力の回復、関節可動域の改善、日常動作への復帰など、患者さんの状態に合わせた段階的なアプローチで機能回復をサポートします。

神奈川県横浜市中区山下町30-1 パークコート山下公園2階

診療時間
9:00~12:30 - -
14:30~16:30 - -

休診日:祝日
※午前:8:30 受付開始・12:20 受付終了
午後:14:15 受付開始・16:20 受付終了

:木曜日は代診医師の診察 午後は院長との二診体制
:午前:9:00~12:00
(8:30 受付開始・12:00 受付終了) 午後:14:00~17:00
(13:45 受付開始・16:50 受付終了)

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お待たせしてしまう場合があります。

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