膝の痛みでお困りの方へ

膝の痛みは、PRP療法の代表的な治療対象です。変形性膝関節症に対する治療法として認知が広がり、保存療法と手術の間を埋める選択肢として定着しつつあります。当院でも、変形性膝関節症からスポーツによる半月板損傷や靭帯損傷まで、幅広い膝の疾患に対応しています。
こんな症状はありませんか
- 歩くと膝が痛む
- 階段の上り下りがつらい
- 膝を曲げ伸ばしすると痛い
- スポーツ中に膝を捻ってから痛みが続く
- 膝に不安定感がある
- 膝に水がたまる
- 正座ができない
- しゃがむと膝が痛い など
膝の痛みが起こる原因
加齢による変化
年齢とともに膝関節の軟骨がすり減り、クッション機能が低下します。これが変形性膝関節症の主な原因です。50代以降に発症する方が多く、特に女性に多く見られます。
スポーツでの負担
サッカー、バスケットボール、スキー、ラグビーなど、膝に負担のかかるスポーツで怪我をすることがあります。急な方向転換、ジャンプの着地、接触プレーなどで、半月板や靭帯を損傷するケースが多く見られます。
オーバーユース(使いすぎ)
ランニングやジャンプを繰り返すことで、膝周囲の腱や筋肉に疲労が蓄積します。十分な休息を取らずに練習を続けると、膝蓋腱炎(ジャンパー膝)や鵞足炎などを発症することがあります。
体重増加
歩行時には体重の3~5倍、階段の上り下りでは6~7倍の負荷がかかるとされています。このため、体重が増えると、膝への負担が増加しやすくなります。体重管理は膝を守る上で重要です。
過去の怪我
過去に膝を痛めた経験があると、その部位が変形性膝関節症に進行しやすくなることがあります。若い頃のスポーツ外傷が、年齢を重ねてから痛みなどの症状として現れることもあります。
対象となる主な疾患
変形性膝関節症
膝関節の軟骨がすり減り、痛みや腫れが生じる疾患です。加齢や体重増加が主な原因で、階段の上り下りや歩行時に痛みが出ます。
半月板損傷
膝関節の中でクッションの役割を果たす半月板が傷ついた状態です。サッカーやバスケットボールでの急な方向転換、スキーでの転倒、加齢による変性などが原因となります。膝を深く曲げた時や、捻った時に痛みが出ます。
前十字靭帯損傷・後十字靭帯損傷
膝関節を安定させる靭帯が損傷した状態です。サッカー、バスケットボール、ラグビーなどのコンタクトスポーツや、スキーでの転倒で発症しやすくなります。受傷時の激しい痛みのほか、膝がぐらつく、力が入らないなどの症状が特徴です。
膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
膝のお皿の下にある腱に炎症が起きた状態です。バレーボールやバスケットボールなど、ジャンプを繰り返すスポーツで発症しやすくなります。ジャンプの着地時や、階段を下りる時に痛みが出ます。
鵞足炎(がそくえん)
膝の内側にある腱の付近に炎症が起きている状態です。ランニングやサッカーなど、膝の曲げ伸ばしを繰り返す動作で発症します。膝の内側を押すと痛みがあります。
保存療法で改善しない方へ
膝の痛みに対しては、まずヒアルロン酸注射やリハビリといった保存療法が行われます。多くの方はこれらの治療で改善しますが、痛みが長引くケースもあります。
PRP療法は、保存療法で改善しない方、手術を避けたい方にとっての選択肢です。ご自身の血液から採取した成長因子を患部に注射することで、組織の修復を促します。
当院が推奨するPFC-FD™2.0
膝の痛みは、変形性膝関節症をはじめ、半月板損傷、靭帯損傷、膝蓋腱炎など、原因も進行度も様々です。当院では膝の痛みに対する再生医療を多く手がけてきましたが、患者さんの症状やライフスタイルによって、適した治療法は大きく異なります。
当院では、再生医療として「PFC-FD™2.0」と「PRP療法」をご用意しておりますが、特にPFC-FD™2.0を中心にご案内しております。膝関節は私たちが生涯にわたり使い続ける関節であり、軟骨や半月板の修復を中長期的に後押しする治療が望まれます。
PFC-FD™2.0の特徴
PFC-FD™2.0は、成長因子の濃度がPRPの約3倍と高い治療法です。すり減った軟骨や傷んだ組織への修復作用が期待でき、変形性膝関節症の進行に対するアプローチとしても適しています。また、症状の段階に応じて「シングル(1回分の製剤)」と「トリプル(3回分の製剤)」をお選びいただけますので、軽度から重度まで幅広い症状に対応可能です。1回の採血で複数回分の製剤を作成できるため、複数回の治療をご検討の方にも受けていただきやすいという特徴があります。
PRP療法という選択肢も
採血したその日のうちに治療を完了させたい方、お仕事や予定の関係でなるべく早く膝の痛みに対処したい方には、PRP療法もお選びいただけます。患者さんのお身体の状態や症状の進行度に合わせて、適した治療法をご提案いたします。
感染症の検査結果を踏まえてPFC-FD™2.0が難しいと判断された場合でも、PRP療法という選択肢が残っておりますので、ご安心ください。